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カテゴリー別アーカイブ: 日記

第6回造園雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社華藤、更新担当の中西です。

 

 

今回は

~鉄則~

ということで、今回は、造園業における基本の考え方から、現場での具体的な鉄則、そして時代の変化に適応するための心得まで、深く掘り下げていきます♪

 

造園業は、単なる庭づくりではなく、自然と人の共生をデザインする仕事です。樹木の選定、石の配置、土の扱い、水の流れ、季節の移ろい――すべての要素を調和させることで、美しく機能的な空間を生み出します。そのためには、職人として守るべき鉄則がいくつも存在します。


1. 造園業の基本理念:「自然との調和」

1-1. 自然を活かすことが最優先

造園は人工的なデザインでありながら、基本的には「自然を活かす」ことが最優先されます。木々や石、土、水といった自然素材を使いながら、いかに人工的に見せず、環境と調和させるかが鍵となります。

造園には「借景(しゃっけい)」という考え方があります。これは、庭園の外にある風景(山や川、建物など)を取り込んで、一体化させる技法です。造園の設計においては、庭だけでなく周囲の環境を読み取り、活かすことが鉄則とされます。

1-2. 機能性と美しさを両立する

庭は「鑑賞するもの」であると同時に、「使うもの」でもあります。歩きやすい動線の確保、雨水の流れを考慮した排水設計、木陰の涼しさを活用した休憩スペースの配置など、美しさと機能性を両立することが求められます。

また、個人宅の庭と公共の公園では目的が異なるため、施主の要望や用途に応じて柔軟に設計を変える必要があります。


2. 現場での鉄則:「基礎の確立」

2-1. 土台を疎かにしない

造園の現場で最も重要なのは、見えない部分の基礎作りです。例えば、植栽をする際には土壌の状態を確認し、適切な改良を行わなければなりません。土壌の水はけが悪い場合は、排水処理を行い、根が健全に育つ環境を整えます。

また、石組みや塀を設置する際も、基礎工事をしっかり行わなければ、数年後に崩れる可能性があります。施工後すぐの見た目だけではなく、数十年後の耐久性を考えて作業することが重要です。

2-2. 「水」と「風」の流れを読む

庭の設計では、水と風の動きを読むことが欠かせません。

  • 水の流れ:雨が降った際に、水がどこに集まり、どこに流れるのかを考慮する。水たまりができないように排水設備を整え、必要に応じて浸透性の高い土壌や砂利を使用する。
  • 風の流れ:植物の生育に影響を与えるため、強風が吹く地域では防風対策を施す。逆に、風通しを良くすることで夏の暑さを和らげる効果もある。

造園において、水と風の流れを適切にコントロールすることが、快適な空間作りの基礎となります。

2-3. 「四季の移ろい」を考慮する

日本の造園では、四季の変化を楽しむことが重視されます。春には桜やツツジ、夏には青々とした葉、秋には紅葉、冬には雪景色――それぞれの季節で違った表情を見せる庭を作ることが理想とされます。

そのため、植栽を計画する際には、単に好みの植物を選ぶのではなく、一年を通しての景観の変化を考慮することが鉄則です。

また、冬場に落葉する木(落葉樹)と、一年中葉をつける木(常緑樹)のバランスを考えて植えることで、季節感を演出しながらプライバシーを確保することも可能になります。


3. 技術と心得:「職人の矜持(きょうじ)」

3-1. 「剪定(せんてい)」の技術を極める

剪定とは、木の形を整えるために不要な枝を切る作業ですが、単に刈り込むだけではありません。「どの枝を残し、どの枝を切るか」によって、木の健康や見た目が大きく変わります。

剪定のポイント:

  • 「透かし剪定」:枝を間引いて、光と風が通るようにする。
  • 「剪定の時期」:植物ごとに適した剪定の時期が異なる(例えば、松の剪定は夏と冬の2回)。

剪定の技術を磨くことは、庭の美観を保つために不可欠です。

3-2. 道具を大切にする

庭師にとって道具は命とも言える存在です。剪定バサミ、ノコギリ、スコップ、クワなど、それぞれの道具の手入れを怠らないことが、一流の職人としての証となります。

よく切れる刃物は、木に無駄なダメージを与えず、健康な成長を促すため、手入れを怠ることは許されません。


4. 造園業の未来:「伝統と革新の融合」

近年、造園業界は新たな課題に直面しています。人口減少による需要の変化や、都市部での緑化の重要性の増加など、伝統的な技術だけでは対応しきれない場面が増えています。

4-1. 持続可能な造園の推進

近年では、「サステナブル(持続可能)な庭づくり」が注目されています。

  • 在来種を積極的に取り入れ、環境負荷を減らす
  • 低メンテナンスで管理しやすい庭を設計する
  • 雨水を有効活用する「ビオトープ」設計を導入する

こうした新しい取り組みを積極的に取り入れながら、伝統技術とのバランスを取ることが重要になります。

4-2. 若手の育成と技術の継承

造園業界では、熟練職人の高齢化が進んでいます。若手が技術を学び、受け継いでいくことが業界の発展には欠かせません。職人の手仕事の価値を改めて見直し、技術の継承を行うことが未来への鍵となります。


まとめ

造園業には、自然との調和、技術の鍛錬、職人の誇りといった多くの鉄則があります。基礎を大切にし、自然の流れを理解しながら、時代に合った庭づくりを模索していくことが、真の職人への道です。

伝統を守りながらも、新しい考えを柔軟に取り入れることで、造園業はこれからも進化し続けるでしょう。

 

 

 

 

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第5回造園雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社華藤、更新担当の中西です。

 

 

今回は

~受け継がれてきた伝統~

ということで、今回は、庭師の起源から伝統技術、現代の庭師の役割まで深く掘り下げます♪

庭師とは、庭園の設計・施工・維持管理を担う職人のことを指します。特に日本では、庭師は単なる造園技術者ではなく、自然との調和を大切にしながら美を創り出す芸術家としての側面も持っています。日本庭園の歴史とともに、庭師の仕事は発展し、受け継がれてきました。


1. 庭師の起源と日本庭園の発展

日本における庭園文化の歴史は古く、庭師の仕事は時代とともに進化してきました。その背景には、仏教や禅、武士の美意識など、さまざまな文化的要素が影響を与えています。

飛鳥・奈良時代(6~8世紀):中国・朝鮮からの影響

庭園文化が日本に根付いたのは、飛鳥時代から奈良時代にかけてのことです。この時期、日本は中国や朝鮮半島から多くの文化を吸収しており、庭園も例外ではありません。奈良時代の貴族たちは、中国・唐の影響を受けた「池泉庭園(ちせんていえん)」を造営しました。これは、大きな池を中心に、橋や楼閣を配した宮廷風の庭園です。

この頃の庭師は、主に宮廷の造園を担う役職として存在し、技術の伝承が始まった時期といえます。

平安時代(8~12世紀):貴族文化と庭園の発展

平安時代になると、貴族の邸宅に「寝殿造(しんでんづくり)」が普及し、庭園はさらに発展しました。池泉庭園がより洗練され、人工的な滝や流れが取り入れられるようになり、より風雅な景観が求められるようになります。

この時代、庭師は「作庭(さくてい)」と呼ばれる技術を磨き、自然の美を巧みに取り入れた庭園を造る職人としての地位を確立していきました。また、平安末期には「浄土庭園」が流行し、仏教的な思想を反映した庭園が作られるようになります。

鎌倉・室町時代(12~16世紀):禅と枯山水の誕生

武士の台頭とともに、庭園文化も大きく変化します。特に室町時代には、禅宗の影響を受けた「枯山水(かれさんすい)」の庭園が登場しました。これは、水を使わずに白砂や石で川や山を表現する庭園様式で、象徴的な表現を重視する美学が生まれました。

この時期、京都の龍安寺の石庭や、銀閣寺の庭園など、今も名作として知られる枯山水の庭が多く作られました。これらの庭園は、武士や禅僧の精神修養の場ともなり、庭師たちはただ美しい庭を造るだけでなく、精神性を重視した空間づくりを求められるようになりました。

江戸時代(17~19世紀):大名庭園の黄金期

江戸時代に入ると、大名たちは「大名庭園」と呼ばれる大規模な庭園を競うように造るようになりました。これらの庭園は、回遊式庭園(庭を歩きながら楽しむ様式)が主流となり、雄大な自然景観を模倣した設計が施されました。代表的な例として、東京の六義園や金沢の兼六園が挙げられます。

この時代、庭師の技術は大いに発展し、造園業は一つの職業として確立しました。庭師は「植木屋」とも呼ばれ、植栽の剪定(せんてい)や石組みの技術が高度に洗練されていきました。


2. 庭師の伝統技術とその役割

庭師の仕事は単なる造園だけではなく、維持管理や剪定、庭木の配置、石組みなど、多岐にわたります。以下に、日本庭園における伝統技術を紹介します。

剪定技術(せんてい)

庭師の最も基本的かつ重要な技術が「剪定」です。日本庭園では、木々の形を整えながら、自然美を活かすことが求められます。特に「透かし剪定」と呼ばれる技法では、枝を間引いて光を適度に通すことで、風通しをよくし、美しい樹形を維持します。

石組み(いしぐみ)

枯山水や池泉庭園では、石の配置が庭の印象を大きく左右します。庭師は、石の形や質感を見極めながら、自然の景観を再現するように石を配置します。特に「三尊石組(さんぞんいしぐみ)」などの技法は、仏教思想を反映した配置で、庭園の精神性を象徴する重要な要素です。

苔(こけ)の管理

日本庭園では、苔が美しさを引き立てる要素として重視されます。苔は湿度や日照条件に敏感なため、庭師は日々の水やりや手入れを欠かさず行い、適切な環境を維持します。

庭の四季の演出

庭師は、四季折々の変化を楽しめるように植物を配置します。春は桜、夏は青葉、秋は紅葉、冬は雪景色と、それぞれの季節に応じた美しさが際立つように設計されるのが日本庭園の魅力です。


3. 現代における庭師の役割と未来

現代では、日本庭園の維持管理だけでなく、都市部の庭園設計や海外への日本庭園の輸出など、庭師の役割はさらに広がっています。

特に、海外では日本庭園の人気が高まり、日本の伝統技術を活かした庭園デザインが求められるようになりました。アメリカやヨーロッパでは、日本庭園が公園や文化施設の一部として整備され、日本の庭師がその設計や施工に関わることも増えています。

また、個人の住宅においても、「和モダン」のスタイルが人気となり、伝統的な庭園技術を取り入れた庭づくりが注目されています。


まとめ

庭師は、日本庭園の歴史とともに発展し、現代に至るまで高度な技術を受け継いできました。剪定、石組み、苔の管理など、職人の技術は庭園の美しさを支える重要な要素です。さらに、現代では海外への展開や都市の庭づくりにも活躍の場が広がっています。

日本の庭師が培ってきた伝統と技術は、これからも未来に受け継がれ、さらに発展していくことでしょう。

 

 

 

 

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第4回造園雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社華藤、更新担当の中西です。

 

 

 

植栽選びのコツ

テーマ:庭を彩る植物選びのポイントを徹底解説!

 

 

 

今回は、庭を彩る「植栽選びのコツ」をテーマにお届けします。

植物選びは庭づくりの楽しさの一つですが、選択肢が多くて迷ってしまうこともありますよね?

初心者でも楽しく植物を育てられるように、植栽選びの基本ポイントを詳しく解説します!

 


1. 植栽選びの基本ポイント

 

植物を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえるとスムーズです。

 

1-1. 育てやすさを重視する

 

初心者の方は、手間がかからず管理が簡単な植物を選びましょう。

 

  • 多年草や低木: 一度植えると毎年楽しめる多年草や、手入れが比較的簡単な低木がおすすめです。例えば、ラベンダーやローズマリーは初心者にも育てやすく、見た目も美しい植物です。

 

  • 自生種を選ぶ: 地域の気候に適応した植物は、丈夫で育てやすいのが特徴です。

 

1-2. 日当たりをチェックする

 

庭の日当たり具合によって、適した植物が変わります。

 

  • 日当たり良好な場所: バラやガーデンマム(キク科の花)、サルビアなど、陽光を好む植物が適しています。

 

  • 半日陰の場所: アジサイやホスタなど、日陰でも元気に育つ植物を選びましょう。

 

1-3. 土壌の状態を確認する

 

土壌の質によって植物の成長が大きく左右されます。

 

  • 水はけの良い土壌: 草花やハーブは水はけの良い土壌を好みます。堆肥を混ぜて改良すると良いでしょう。

 

  • 粘土質の土壌: 水分を保持しやすい土壌には、湿地性の植物(例: シダ類)が適しています。

 


2. シーズン別の植栽選び

 

四季ごとに楽しめる植物を選ぶと、一年中庭を美しく保つことができます。

 

2-1. 春におすすめの植物

 

春は庭が一気に華やかになる季節。

花が咲き乱れる植物を選ぶと、明るい印象を与えます。

 

  • チューリップ、スイセン、パンジー: 鮮やかな花色で庭を彩ります。秋に球根を植えておくと、春に開花します。

 

  • サクラソウ、ビオラ: 初心者にも育てやすい花です。

 

2-2. 夏におすすめの植物

 

暑い夏でも元気に育つ植物を選びましょう。

 

  • ハイビスカス、ペチュニア: 太陽の光を浴びることで花がどんどん咲きます。

 

  • 観葉植物(例: ポトス、モンステラ): 涼しげな印象を与え、日陰でも育てやすい種類です。

2-3. 秋におすすめの植物

 

紅葉や秋の花が庭を温かい雰囲気にします。

 

  • コスモス、キク: 秋の代表的な花で、涼しい気候を好みます。

 

  • モミジ、ナナカマド: 葉が赤く染まり、季節感を演出します。

 

2-4. 冬におすすめの植物

 

冬は常緑樹や寒さに強い花を選び、シンプルで美しい庭を目指しましょう。

 

  • ツバキ、ヒイラギ: 冬の寒さに耐え、緑を保ちます。

 

  • パンジー、ビオラ: 冬の間も明るい色で庭を飾ってくれます。

 


3. 植栽の配置を考える

 

植物の配置は庭全体の印象を大きく左右します。

 

3-1. 高低差を活かす

 

  • 背の高い木を背景に植え、中間に低木や多年草、手前にグラウンドカバー植物を配置すると、奥行きのある庭になります。

 

  • 例えば、モミジやヒノキを背景に、ラベンダーやゼラニウムを中間、タイムやクローバーを地面に植えるとバランスが取れます。

 

3-2. 色のバランス

 

  • 色の組み合わせを工夫することで、庭全体に調和を持たせることができます。暖色系(赤、オレンジ、黄色)と寒色系(青、紫、白)を適度に混ぜると華やかになります。

 

  • 季節ごとに色のテーマを変えるのも面白いアイデアです。

 


4. 私たちのおすすめ植栽リスト

 

次回のブログでは、具体的なおすすめの植栽リストを詳しくご紹介します!

 

  • 初心者向けの手間が少ない植物。

 

  • 四季ごとに楽しめる定番の植栽。

 

  • プロが選ぶ少し珍しい品種や工夫を凝らしたアイデアなど。

 


次回予告:植栽リストと具体的な選び方を大公開!

 

次回は、具体的な植栽リストをもとに、庭づくりに役立つ実践的な情報をお届けします。

 

「この植物を庭に植えたい!」と思えるヒントがきっと見つかるはずです。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

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第3回造園雑学講座

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季節ごとの庭づくり

テーマ:四季折々の美しさを楽しむ庭づくり

 

 

 

今回は、「季節ごとの庭づくり」をテーマに、日本の四季を活かした庭の楽しみ方についてお話しします。

春夏秋冬、それぞれの季節ごとに表情を変える庭は、日本の風土にぴったりのスタイルです。

四季折々の美しさを庭で楽しむためのアイデアをたっぷりお届けします!

 


1. 春:芽吹きと花の季節

 

春は庭が最も華やかになる季節。

新芽が顔を出し、色とりどりの花々が咲き始めます。

 

庭づくりのポイント:

  • 植えるべき植物: チューリップ、スイセン、桜草、ビオラなどの春の花が定番です。これらは比較的育てやすく、初心者にもおすすめ。

 

  • 植栽の工夫: 鮮やかな色の花をアクセントにし、庭全体に明るい印象を与えましょう。球根植物は前の年の秋に植えておくと、春に一斉に花が咲きます。

 

  • おすすめの作業: 冬の間に溜まった落ち葉や雑草を取り除き、土壌を整えることから始めましょう。植物が成長しやすい環境を整えることが大切です。

 

春の楽しみ方:
満開の花を眺めながらティータイムを楽しんだり、庭でピクニック気分を味わったりするのも素敵です。

 


2. 夏:緑豊かな庭で涼を感じる

 

夏は木々や芝生の緑が映える季節。

強い日差しを和らげる木陰のある庭が重宝されます。

 

庭づくりのポイント:

  • 植えるべき植物: アジサイ、ハイビスカス、ペチュニア、そして木陰を作るクスノキやモミジなどの木々。

 

  • 植栽の工夫: 日差しの強い季節なので、半日陰でも育つ植物を選ぶと管理がしやすいです。また、ウッドデッキやベンチを設置して、庭でのんびり過ごせるスペースを作りましょう。

 

  • おすすめの作業: 芝生の手入れを定期的に行いましょう。芝刈りや雑草取りをこまめにすることで、庭全体がきれいに見えます。

 

夏の楽しみ方:
庭に小さな噴水や水鉢を設置して、水音で涼を感じるのもおすすめ。

夜はライトアップを楽しみながら、虫の音をBGMに過ごすのも風情があります。

 

 


3. 秋:紅葉と実りを楽しむ季節

 

秋は紅葉や実のなる植物が美しい季節。

庭全体が温かみのある色合いに変わります。

 

庭づくりのポイント:

  • 植えるべき植物: モミジやカエデ、ナナカマドなど紅葉が美しい樹木のほか、菊やコスモスなど秋を感じる花々もおすすめです。

 

  • 植栽の工夫: 紅葉する植物を庭の中心に植え、その周囲に草花を配置することで立体感のある庭が作れます。

 

  • おすすめの作業: 落ち葉をこまめに掃除し、堆肥にすることで庭全体の土壌改良に役立ちます。また、来年の春に向けて球根を植える準備をしましょう。

 

秋の楽しみ方:
庭で紅葉狩り気分を味わったり、秋の花を飾ったテーブルでゆったり過ごしたりするのがおすすめ。

ハロウィンや収穫祭をテーマにした飾り付けも楽しいですよ!

 


4. 冬:常緑樹と雪景色を楽しむ庭

 

冬の庭は静寂に包まれ、控えめながらも美しさを感じる季節です。

常緑樹や冬の花で癒しの空間を作りましょう。

 

庭づくりのポイント:

  • 植えるべき植物: ツバキ、ナンテン、ヒイラギなどの冬でも緑を保つ植物。また、シクラメンやパンジーなど寒さに強い花もおすすめです。

 

  • 植栽の工夫: 常緑樹を庭のアクセントにし、冬でも緑を楽しめる空間を作ります。さらに、冬の花をプランターで育てれば移動が簡単です。

 

  • おすすめの作業: 落葉樹の剪定や、庭全体の整理を行う時期です。また、雪が積もる地域では、雪害を防ぐための準備も必要です。

 

冬の楽しみ方:
雪が積もった庭を眺めながら、温かい飲み物でリラックスする時間は格別です。

夜はイルミネーションで彩りを加えると、冬ならではの幻想的な庭が楽しめます。

 


四季折々の庭づくりのポイント

 

  • 季節ごとに植える植物を選ぶ際は、その地域の気候や土壌に合った種類を選ぶのが大切です。

 

  • 季節に応じたメンテナンスを行うことで、庭の美しさが長持ちします。

 

  • 季節感を演出するアイテム(ライト、飾り、家具)を取り入れると、より一層楽しみが広がります。

 


次回予告:具体的な植栽やコツを大公開!

 

次回は、四季ごとにおすすめの植栽や、庭づくりの具体的なコツについて詳しくお話しします。

「何を植えたらいいのかわからない」という方でもすぐに実践できる内容をお届けしますので、どうぞお楽しみに!

 

 

 

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第2回造園雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社華藤、更新担当の中西です。

 

本日は第2回造園雑学講座!

今回は、庭のデザインアイデア集についてです

 

庭づくりの最初のステップとして、理想のビジョンを描くことの大切さをお伝えしました。

今回は、そのビジョンを形にするためのデザインについて、具体的なアイデアをご紹介します!

お庭のデザインには、多様なスタイルがあります。

それぞれの特徴と魅力を見ていきましょう

 

 

1. モダンガーデン
都会的で洗練された雰囲気を求める方におすすめ。

 

特徴: シンプルなライン、幾何学的なレイアウト、コンクリートやタイルなどの素材感。

おすすめポイント: 手入れが簡単で、清潔感のある見た目が魅力です。デザイン性の高い家具を配置することで、さらにオシャレな空間に。

 

2. 和風庭園
日本独自の美しさを感じられる伝統的な庭。

 

特徴: 石、苔、砂利、枯山水、竹などの自然素材を使い、四季折々の景色を楽しむ。

おすすめポイント: 静けさと調和を感じる空間が作れます。

小さなスペースでも実現可能で、玄関前やベランダにも取り入れられます。

 

3. ナチュラルガーデン
自然な風合いを重視した庭。

 

特徴: 植物がランダムに配置され、野生の景色を再現。

木製フェンスや小道を取り入れることも多いです。

 

おすすめポイント: 手作り感が温かみを生み、育てる楽しみも味わえます。

バードフィーダーを設置すれば、自然との共生も楽しめます。

 

4. エンターテインメントガーデン
家族や友人と楽しい時間を過ごすための庭。

 

特徴: ウッドデッキ、ベンチ、バーベキューコンロなどを配置し、アウトドアリビングとして活用。

おすすめポイント: 家族の絆を深める場としても、友人を招いてパーティを開く場としても最適です。
選ぶデザインは、庭の大きさや使い方次第でアレンジ可能です。
たとえば、狭いスペースでは縦方向の活用を考えてみてください。

壁やフェンスにハンギングプランターを取り付けることで、空間を無駄なく使えます。

 

また、予算に余裕があれば、プロのデザイナーや造園会社に相談するのも良い選択です。

次回は「季節ごとの庭づくり」について、春夏秋冬それぞれの楽しみ方をお届けします!四季折々の庭づくりのアイデアを知りたい方は、ぜひご覧ください。

 

 

以上、第2回造園雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

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第1回造園雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社華藤、更新担当の中西です。

 

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

 

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

株式会社華藤監修!
造園雑学講座!

 

造園に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

記念すべき第1回目のテーマは!

はじめての庭づくりについてです!

 

このブログでは、これから「庭づくりの楽しさ」をテーマに、皆さまの庭づくりライフをサポートするための情報をお届けしていきます。

初心者の方はもちろん、すでに庭をお持ちの方や、もっと庭を楽しみたい方にも役立つ内容をお届けしますので、ぜひお付き合いください!

 

庭づくりの最初の一歩は「ビジョン」を明確にすることです。
どんな庭を作りたいのか、自分自身や家族のライフスタイルを考えながらイメージを膨らませてみましょう。

 

リラックス空間を作る庭
忙しい日々の中で、心を癒す静かなスペース。

心地よいベンチを置いたり、ハーブを育てて自然の香りに包まれる空間を作るのも素敵です。

 

華やかなガーデン
季節ごとに色とりどりの花が楽しめる庭。

花壇や鉢植えを活用して、まるで絵本の中の風景のような雰囲気を演出できます。

写真映えもバッチリ!

 

子供たちが遊べる庭
安全で広々としたスペースがあれば、子供たちがのびのびと遊べる空間が実現します。

芝生や砂場、簡単な遊具を取り入れるのもいいですね。

 

 

テーマに合わせた素材やデザインを選ぶのも大事なポイントです。
たとえば、モダンな雰囲気を目指すなら、シンプルなデザインと直線的なレイアウトが効果的です。

一方で、ナチュラル感を重視するなら、木材や石材を多く取り入れ、植物も自然に見える配置にするのが良いでしょう。

 

また、庭の大きさや予算を考慮することも忘れないでくださいね。

限られたスペースでも、鉢植えや壁掛けのプランターを使うことで、おしゃれで機能的な空間を作ることができます。

 

次回のテーマは「庭のデザインアイデア集」です!

具体的なデザインの例を写真付きでご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

 

以上、第1回造園雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!

 

 

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マンション植栽工事 植木屋 造園業 求人募集 小平市 西東京市 三鷹市 多摩市

マンションの植栽部の除草・伐根、防草シート・砂利仕上げ作業

樹木を伐採し切り株に薬剤を塗って、綺麗に雑草を除草して除草剤散布をしました。整地し更地になったら防草シートを敷いて白砂利で仕上げました。

今後樹木の手入れをせずとも良く、見栄えもスッキリしました。

自宅や所有のマンション等で植栽に関してお悩み事があればお気軽にご相談、問い合わせください!!

     

 

 

植栽管理 植木屋 造園業 求人募集 小平市 西東京市 三鷹市 多摩市

植栽管理作業

昔は自分で手入れをしていたが年々出来なくなってしまい、綺麗にしたいとのご依頼いただきました。雑草も樹木も伸び放題でした。

植木鉢や一般ごみ等作業前に片付け、草刈り・剪定を行いました。

お客様にはとても満足してもらい良かったです!

自宅や所有のマンション等で植栽など、大きく育ってしまった木や                            お庭で大切にされている樹木などで、相談ごとが御座いましたらお気軽に                    ご連絡ください。

   

個人邸庭木管理  植木屋 造園業 求人募集 小平市 西東京市 三鷹市 多摩市

個人邸の庭木管理作業

住宅の庭木が凄く成長していて、駐車場周りや、玄関前も通りにくくなっており、スッキリさせたいとの依頼でした。

隣のお宅にも枝が伸びていて、境界から出ないよう切り詰める剪定を行いました。家の裏には竹が生えており、屋根以上に背が高く、屋根や家に近い竹は全体のバランスを見つつ伐採しました。陽の光が入るようになって鬱蒼としていた庭が明るくなりました。草刈りを行って足場周りもスッキリして、お客様に喜んでいただけてとても嬉しく思います。

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施設内草刈り 植木屋 造園業 求人募集 小平市 西東京市 三鷹市 多摩市

施設内草刈り

施設内はガラス張りが多く、利用者様の車が各所止まっていて、養生ネットが必須で割らないよう注意して作業を行いました。また、コンクリートや砂利の場所は飛び石の危険性が高いため、養生ネットを使用し、カルマという石の飛びにくい草刈り機を使用して場所に応じて飛び石対策を徹底しました。

施設は広く、一週間かけて全面の草刈りを完了しました。事故無くスムーズに終えられて良かったです。

大きく育ってしまった木やお庭で大切にされている樹木などで、相談ごとが御座いましたらお気軽にご連絡してください。